"KitCam" ここまで全部入りは無かった!メインで使える真打ちカメラアプリ登場!
PhotoForge2の開発元GhostBird Softwareから撮影用の新作カメラアプリがリリースされた事をまなさんのブログで知り、早速購入してみました。
レンズやフィルムをライブビューで楽しみながら選んで撮影! KitCam | little by little丁寧な解説が参考になります!
エフェクトの効果をリアルタイムで見ながら撮影できるアプリだと思ってましたが、撮影で欲しい機能はほぼ網羅した全部入りなカメラアプリでした。
どんな機能があるかザッと挙げてみますと…
- レンズ、フィルム、フレームを自由に組み合わせ可能。
- リアルタイムプレビュー撮影。
- 動画も含め撮影モード多数。
- 静音シャッター、顔認識機能、ボリュームシャッター。
- 水平器や多数のグリッド。
- ピント、露出を個別設定。
- アプリ内保存(Lightbox)
- Dropbox、Flickr等へ自動アップロード。
- 編集機能が超強力!
- PhotoForge2との連携。
使えば使うほど理想に近いカメラアプリです。メインの撮影用アプリとして使えるほどのポテンシャルを秘めてますので早速ご紹介します。
KitCam 1.0.1(¥170)
カテゴリ: 写真/ビデオ, ユーティリティ
販売元: GhostBird Software - GhostBird Software(サイズ: 45.4 MB)
開発元のGhostBird SoftwareがYahoo!に買収されたので、AppStoreから無くなってしまいました。
パーフェクトな撮影機能
どんなアプリなのかというのは公式の動画を見て頂くとだいたい把握できるかと思います。
画面下部は左から「撮った写真を開く」、「撮影モード切り替え」、「シャッター」、「露出 / ホワイトバランス調整」、「フィルム、レンズ、フレーム変更」となってます。
二本指でタップでピントと露出の個別設定が行え、ボタン類の上の方をタップする事でズームのスライダーバーも現れます。
撮影に関する設定は歯車アイコンをタップ。動画や多重露光、タイマー撮影、手ブレ軽減など一通り揃ってます。
スタンダードモードでHigh Speed(Low Res)をONにする事で静音シャッターになります。(比率4:3の場合、保存サイズは480×640です。)
水平器、ヒストグラム、グリッド(7種)、画面比率(4:3、1:1、16:9、3:2の4種)もここで変更出来ます。特にグリッドが左右のフリックで簡単に切り替えれるのはかなり便利ですね。
フィルムやレンズの効果をリアルタイムで見ながら撮影出来るいわゆるライブビューも便利ですが、露出 / ホワイトバランスをリアルタイムに調整しながらの撮影は他には無い機能。これはすごく便利ですよ!
フィルム、レンズ、フレームを選ぶとリアルタイムに確認しながらの撮影が可能です。選んだアイテムを再度タップする事で適用させないようにも出来ますので、通常のカメラとしても使えます。
ちなみにこれらのアイテムはすべて後から変更出来ますので、通常撮影して後で効果を付加させる(またはその逆)事が出来ます。Hipstamaticにも欲しいなこの機能。^^;
選んだレンズによってピンチ操作で効果を調整出来ます。トイカメラ風のトンネル効果やまわりをボカすチルトシフトをリアルタイムで確認出来るのはなかなか便利。
InstagramやPathの撮影機能の感覚に似てますね。
参考:閉じられたSNS「Path」の起動時の重さを解消してカメラアプリとして使ってみようとした話
編集機能もかなり優秀
撮影した写真はアプリ内に保存されます。自動アップロード状況確認やセッティングの変更はここから行います。
設定すれば撮った写真をDropboxやFlickrへ自動アップロード出来るので、ブロガーな方にも重宝しそうですね。
編集画面です。右上のフィルムアイコンをタップすると無加工の写真を確認出来ます。画面下部は左から「自動調整」、「リサイズ / 回転」、「レンズ / フィルム / フレーム変更」、「露出 / ホワイトバランス変更」、「ProTools」となってます。
自動調整メニューにはCamera+でおなじみのClairtyもあります。
ProToolsでは明るさやコントラスト、色調補正、レベル、シャープネスなどを細かく調整が可能です。
シェア機能もなかなか豊富でInstagramやFacebookだけではなく、FTPアップロードも出来るようです。更にPhotoForge2へ送って編集する事も可能です。
まとめ
撮影アプリというジャンルはCamera+やHipstamaticなどの安定したアプリが存在してますが、これらの牙城を崩せそうなアプリが登場した気がします。
全部入りと称しましたが、カメラロールから写真の取り込みは出来ません。あくまでも撮影用アプリなのでしょうね。
※ アップデートでカメラロールから写真の取り込みも可能になりました。
特に気に入ったポイントをまとめると、「ライブビューで露出やホワイトバランスを変更出来る」、「撮影後でも別のフィルムやレンズの効果に変更出来る」、「フリックでグリッドを変更出来る」ところですね。
逆に改善して欲しい部分は「撮影までワンテンポ遅い」ところと「フィルム等のセット登録が欲しい」とこでしょうか。
これだけ高性能ですが、使い勝手もなかなか良いので撮影用アプリをひとつにまとめたい方には特にオススメですね。僕はメインカメラとして使う事にしました。
KitCam 1.0.1(¥170)カテゴリ: 写真/ビデオ, ユーティリティ
販売元: GhostBird Software - GhostBird Software(サイズ: 45.4 MB)
PhotoForge2 2.1.93(¥350)
カテゴリ: 写真/ビデオ, エンターテインメント
販売元: GhostBird Software - GhostBird Software(サイズ: 25.7 MB)