あとで読めなくなった記事をあとで読むために「Readtime」を導入した話
最近は気になる記事や感銘を受けた記事は全てPocketへ送って読むようにしている。
RSSリーダーだけでは得られないような記事との出会いは新鮮であり、読んでいて非常に楽しい。
だが膨大に溜まっていくあとで読もうと思った記事を眺めていると少々気が重くなるのも事実だ。
もうこんなに読めないなと思った時は、新たにPocketのアカウントを作って再スタートしていたが、現在のアカウントは既に三代目になる。
つまり同じ事を繰り返しているだけなのだ。
新たな試みとして、「毎週日曜日の夜までに読めなかった記事は全てアーカイブに送る」という自分ルールを作ってみた。
あとで読まない記事はもう縁がなかったと思う事にしたが、それで片付けるのも何かもったいない気もしている。
そんな記事との出会いの場として「Readtime for iPhone」というアプリを使う事にした。
隙間時間に読める記事をピックアップしてくれる
Readtimeはあとで読む系サービスに送った記事を読むためのアプリだが、現在の空き時間を設定して、それに見合った記事をピックアップしてくれる機能が面白い。
PocketとReadabilityが使える。いずれかのアカウントでサインイン。
空き時間を1分から30分の間でセットすると、その時間内で読めそうな記事をいくつかセレクトしてくれる。長めの記事がひとつの時もあれば、短い記事数本の時もある。
画面の右下にはセットした時間が表示される。経過時間の目安に使うと良いだろう。
フリックで次の記事へ移動すると自動でアーカイブへ送られる。前の記事へ後戻りする事は出来ないようだ。一期一会というやつか。
連携メニューは必要最低限な内容。Pocketの豊富な連携機能と比べると少しさみしい気もする。
PocketからReadabilityへ送って読む理由
このアプリはPocketを効率よく読むために使うのが一般的かと思うが、あえてReadabilityをセレクトした。
僕にとってPocketはあくまでも情報整理の場。
読んだ記事の感想を添えてTwitterへ流したり、必要があればEvernoteやGoogleカレンダーへ送ったりしている。
いつかまた読みたいと思った記事や読まなかった記事はPocketのアーカイブへ送って自動でReadabilityに保存という流れを作っておけば、Readtimeを開いたときにその記事とまた巡り合う事が出来る。
IFTTTというサービスを使えば、簡単にこの流れを作り出せる。iPhoneアプリもリリースされたので、より手軽になった。
Pocket側は「New item archived」、Readabilityの方は「Read later」に設定するだけでオッケーだ。
後はPocketで記事を読み終えたらチェックマークを長押ししてアーカイブか削除を選ぶだけだ。
さいごに
情報はどこまで追い求めてもキリが無い。
Pocket内に溜まった未読記事を眺めてるとそう思えてしかたがなかった。
どこかで一旦リセットして情報の波に溺れないようにする事も大切なのかもしれない。
Readtimeは気が向いた時にしか起動してない。頻発に起動するくらいならPocketで完結出来るからだ。
読めなかった記事と出会うのは明日かもしれないし、半年先かもしれない。
あとで読まなかった記事といずれまた出会い、そこで新たな発見があるかもしれない。
そんな想いでこのアプリを使い続けていこうと思う。
Posted from するぷろ for iPhone.