ジョナサンブログ

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iPhone三大検索アプリ(Seeq、Quicka、検索ハブ)を比較。そしてこう使い分けてみました。

Search apps3

検索&ランチャーアプリの新星「Seeq」が素晴らしい。

久しぶりに大興奮なアプリの登場で、暇さえあればアレコレとカスタマイズしておりましたが、ちょっと冷静になって考えてみると色々と問題が発生してきました。

…と言ってもSeeqの内容うんぬんではなく、他の検索アプリとの棲み分けです。

有名どころで挙げると、Quickaと検索ハブがあります。似て非なる良アプリ達をさてどのように使い分けようか実に悩ましいところです。

うまく使い分けないとそれぞれの良さが損なわれそうなので、Seeq、Quicka、検索ハブのiPhone三大検索アプリを比較しつつ、僕なりの使い方をまとめてみました。

三大検索アプリの特徴を比較してみる

どれも共通しているのは、さまざまな検索(Google、Evernote、Gmailなど)をひとまとめにしてくれるところです。

それぞれ独自の良い機能が備わってるので、各種アプリの長所短所を含めた特徴をザッと書き出してみます。(三大検索アプリ間での短所と思われる箇所は赤字で表記してます。)

Seeq 1.0.1(¥170)
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ

  • ホーム画面のようなアイコン表示で視野性に優れている。
  • 起動が速い。
  • 通知センターからの他アプリ連携が強力。
  • 検索サジェスト(検索候補)の表示が便利。
  • Seeq's Libraryから比較的簡単にアイテム登録が可能。
  • アイテムアイコンを簡単に変更可能。
  • 初回起動時、検索窓にカーソルが自動配置されない。
  • 内蔵ブラウザ非搭載。
  • 長めの語句の検索サジェスト及び履歴が見づらい。

リリースされたばかりですが、オールマイティに使える完成度の高いアプリ。短所を書き出しましたが、次期バージョンですべてクリアされそうです。

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テキスト入力時、一画面に表示されるアイテム数は12個。(iPhone5の場合。)

参考:検索アプリの決定版「Seeq」登場!アイコン表示でランチャーとしても使えるiPhoneアプリ

参考:Seeqの登録アイテムをURLスキームとアイコン付きでサクッと登録する方法

Quicka - Web検索を快適に 2.0(¥85)
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ

  • 起動速度が爆速。
  • 起動時、検索窓にカーソルが自動配置。
  • 検索後に検索窓内の語句を自動削除。
  • 内蔵ブラウザ搭載。
  • 本家より見やすい内蔵AppStore検索機能。
  • iOS内蔵辞書検索に対応。
  • アイテム登録用のライブラリ有り。
  • 検索サジェスト非対応。

すべてにおいて爆速。特に内蔵ブラウザのサクサク感は使っていて気持ちの良いレベル。願わくば検索サジェスト機能が欲しいところ。

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テキスト入力時、一画面に表示されるアイテム数は7個。

参考:iPhoneの検索能力をレベルアップさせる「Quicka」に惚れまくった。 | 和室Mac

参考:iPhone爆速検索「Quicka」の使い方とオススメな利用方法9選や設定手順まとめ | HAYA技

検索ハブ 3.1(¥250)
カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育


  • 起動速度は普通。
  • 起動時、検索窓にカーソルが自動配置。
  • JacaScript対応!
  • JavaScript実行可能な内蔵ブラウザ搭載。
  • アイテム登録用のライブラリが充実。
  • アイテムアイコンが変更可能。
  • クリップボード監視機能。
  • パソコンとリモート接続。
  • 検索アイテム(検索エンジン)をインポート/エクスポート可能。

内蔵ブラウザとJavaScript対応が嬉しい。AppHtmlなどのブログ執筆用のブックマークレットやページ内検索が使えるので、拡張性は一番でしょう。

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テキスト入力時、一画面に表示されるアイテム数は6個。

参考:検索ハブがJavaScriptに対応!各種ブックマークレットを登録したらブログ執筆が恐ろしく捗るようになった。

参考:これは捗る!検索ハブを使ってAppHtmlを通知センターから起動する方法

ザッと特徴を書き出してみましたが、「オールマイティなSeeq」、「爆速検索のQuicka」、「拡張性の高い検索ハブ」と言ったところでしょうか。

それぞれの用途を考えてみる

どれも多機能で実に悩ましいところですが、結論から言うと僕がメインで使うのは「Seeq」です。

「起動速度」、「検索アイテムの表示数」、「リマインダーによる通過センターからの連携」がトリガーとしてもハブとしても優秀です。

[参考] コピーしたURLを通知センターからSeeq起動後、Sylfeedで開いてはてなブックマークへシェアする様子を動画に収めてみました。(40秒)

一番よく使うGoogle検索はSeeqから検索ハブの内蔵ブラウザで開きます。SafariやSleipnir等のブラウザアプリではなくこちらを使う理由は、ブックマークレットを少ないタップ数で使えるからです。

[参考] Seeqの検索結果を検索ハブの内臓ブラウザで開き、ShareHtml(ブックマークレット)を使用してするぷろに貼り付ける流れを動画に収めてみました。(54秒)

Quickaをどう使うか?ここが一番悩ましかった。

起動速度の速さからトリガー向きなのですが、検索サジェストと連携の強さではSeeqに軍配が上がります。サクサクの内蔵ブラウザも、検索後は次に繋がる(ページ内検索やShareHtml)検索ハブが僕的にはベストです。

ただ内蔵AppStoreはホント素晴らしいので、Seeqから検索キーワードを飛ばしてこの機能を使う事にしました。


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「Evernote」や「Twitter」などアバウトなキーワードほど、閲覧性の高いこの機能は重宝します。

まとめ

今回はあくまでも僕なりの使い方という視点で比較してみましたが、サッと検索するのであれば「Quicka」か「Seeq」、アプリ間の連携を主体にするのであれば「検索ハブ」、「Seeq」と言った選択が良いのではないでしょうか。

今まで検索はSafariからという方も、一度はこの検索補助アプリで素早い検索体験を味わってみる事をオススメします。

自分の利用シーンに合ったアプリ選びの参考になれば幸いです。

さいごに

現在メインで使っているSeeq、検索ハブの中で特にオススメなURLスキームを最後にご紹介しておきます。

Seeq

・検索ハブの内蔵ブラウザでGoogle検索:searchhubhttp://www.google.co.jp/search?q=_Q_
・Quickaにテキスト受け渡し:quicka://text?_Q_
・Tweetbotで日本語検索:tweetbot:///search?query=_Q_%20lang:ja
・Clearへリストを指定してメモを送る:clearapp://task/create?listName=[リスト名]&taskName=_Q_
・NAVERまとめ検索:http://matome.naver.jp/m/search?q=_Q_

検索ハブ

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