iPhoneの使い勝手がアップする「URLスキーム活用法」をまとめてみた #MySarashi
一月は行く、二月は逃げる、三月は…晒す。
@takaiphoneさんの企画「三月は勝手に晒しの月にします。#MySarashi」に乗っかって、今月はあんな事やこんな事をさらけ出してみようかと思ってる。エロ抜きで。
第一弾として、現在iPhoneで使用しているURLスキームについて色々と晒してみようかと思う。
URLスキームをランチャーアプリや通知センターなどに登録しておくと、そのアプリまたはアプリ内の機能へ素早くアクセスする事が可能だ。
上手く活用すればiPhoneが更に便利になる「URLスキーム」の僕なりの使用方法を早速紹介したい。
アプリ別URLスキーム活用法
URLスキームといえば、ランチャーアプリや検索アプリへの登録が一般的かと思う。
例に漏れず僕もこれらのアプリを中心に使用している。
そこで、使用アプリ別にURLスキームをまとめてみた。
Quicka
あらゆる検索をひとまとめに出来るのがこのアプリ。「検索ハブ」「Seeq」も同様のアプリだ。
これらを三大検索アプリと命名して比較記事を書いた事もあるが、現在メインで使用しているのはQuickaだ。
何となく使ってみたら速さと軽さとミニマムなアイコンに惚れ込んでしまったのは内緒だ。笑
これらがQuickaに登録した全てだ。
テキストを他アプリへ受け渡す役割は後述する「Drafts」に任せているので、Quickaはあくまでも検索中心で使用している。
流石に全部書くと果てしなく長くなるので、一部を抜粋してご紹介したい。
<@>の部分を_Q_に変更すればSeeqや検索ハブでも使用可能。
CloudMagicで検索
cloudmagic://search?query=<@>
GmailやTwitterを爆速で検索出来るWebサービスCloudMagicのiPhoneアプリ内検索。Gmail内のアーカイブに眠っているGunosyの過去記事にヒットして思わぬ発見があったりもする。
Tweetbotで日本語のみ検索(コールバック付き)
カテゴリ:ソーシャルネットワーキング,ライフスタイル
販売元:Tapbots(サイズ:11.6MB)
tweetbot:///search/?callback_url=quicka://&query=<@> lang:ja
Twitter内検索だが、英語のキーワードでも日本語ツイートのみを抜粋して調べる事が出来る。検索後はQuickaへ戻る事も出来るので、連続して調べたい事がある時は非常に便利だ。
Google翻訳
http://translate.google.com/m/translate?twu=1&q=<@>
意外と使うのがGoogle翻訳。英文をコピーしてQuickaを立ち上げタップするとGoogle翻訳を利用出来る。
ScriptBrowserPlusで開く
sb<@>
正確には「sbhttp:」がScriptBrowserPlusのURLスキームだ。表示が気になるページのURLをコピーしてScriptBrowserPlusで開けばソースコードを閲覧する事が出来る。
参考記事:iPhoneからWordPressの管理画面をチェックするなら「ScriptBrowserPlus」がオススメ!
iPhoneのユーザー辞書に登録
kantandic://add?text=<@>
かんたん辞書登録というアプリを使うと文字通り簡単にユーザー辞書へ登録する事が出来る。
検索ではないが、起動の速いQuickaに登録しておくと意外と重宝する。
Drafts
「検索はQuicka」そして「テキスト受け渡しはDrafts」ときっちり役割分担して使っている。
URLスキームは便利だが、ひとつのアプリに入れ込み過ぎてかえって使いづらくなったので、このような分け方をしている。
これらがDraftsに登録してあるアクションメニューだ。
リマインダーやDay Oneなどはじめから用意されているもの以外で追加したのはDueとStaccalへの登録のみだ。
参考記事:シンプルでパワフルなテキストエディタ「Drafts for iPhone」に惚れた4つの理由
Dueへ登録後、Draftsへ戻る
due://x-callback-url/add?title=draft&secslater=3600&x-source=Drafts&x-success=drafts:
Dueへの登録アクションは初めから用意されているが、コールバック機能が欲しかったので別に追加してみた。
赤字の部分を変更すれば、QuickaやSeeqなどでも使用出来る。
通知センター
MyShortcuts+Viewerで通知センターをランチャーとして使用出来る。アプリの起動とMyScriptsのスクリプト実行がメインなのでここは省略する。
コピーしたURLをPocketやReadabilityなどの「あとで読む」サービスへ自動で送れるClippedというアプリが大変便利なのだが、残念な事にURLスキームが存在しない。
カテゴリ:仕事効率化,辞書/辞典/その他
販売元:TouchMiPhone(サイズ:3.6MB)
iPhoneの設定 > 通知 > Clippedを選択して、通知の表示を1件、スタイルをバナーにしておくと、常に通知センターに残っている状態になるので、ここから起動するとかなり便利だ。
主にメールで送られてきたGunosy内の読みたい記事をReadabilityへ送るのに使っている。
参考記事:URLをコピーするだけで“あとで読む”に送信するアプリ「Clipped」|ついにEvernoteにも対応 | Route 88
Due
リマインダーアプリのDueもURLスキームを使用すれば、アプリの起動に使える。
参考記事:リマインダーDueから瞬時にアプリを起動するようにする方法 | iPhoneちょい裏技 | Cross Mode Life
Day Oneで日記を書いたり、Evernoteの同期など繰り返し起動させたいアプリを登録している。
メモリを解放しつつEvernoteを同期させる
sysight://free?redirect=evernote://a
毎日Evernoteを同期させておけば、いざ使う時でもそんなに重くならない。
せっかく毎日起動するならば、ついでにメモリ解放もしておきたいという事でSysightというメモリ解放アプリと組み合わせて使っている。
応用としてDay One起動時にもメモリを解放している。
「メモリを解放したければ日記を書け」と自分に言い聞かせる効果に期待している。笑
sysight://free?redirect=dayone://post/a
Launch Center Pro
使用頻度の高いアプリはホーム画面に配置しているが、頻発に起動しないものはランチャーアプリLaunch Center Proへ集約させている。
パネル表示を利用して、よくかける電話番号のスピードダイヤル(tel:電話番号)として使うのも意外と便利だ。
なおLaunch Center Proの詳しい使い方は以前書いた記事を参考にして頂きたい。
参考記事:美しいランチャーアプリ「Launch Center Pro」に登録したURLスキーム紹介します
参考記事:Launch Center Proでキュートなスピードダイヤルを作ってみた。
このアプリはデフォルトでたくさんのアクションが用意されているので、URLスキームを知らなくても登録する事が出来るのが魅力でもある。
以下、Launch Center Proで未対応アプリの中から何点かご紹介しよう。
Facebookページマネージャー
fb165907476854626://
SketchbookMobile
SketchBook-iPhone:
WordPressの管理画面をScriptBrowserで開く
sbブログのURL/wp-admin/index.php
PhotosEXIFでカメラロール内の画像サイズを調べる
fb155007064564951:
Sysightの強力版メモリ解放機能を使う
sysight://allkill
まとめ
iPhoneの使い方は多種多様だ。
URLスキームをうまく活用して、より自分好みのiPhoneに仕上げてみるのも面白いだろう。
最後にURLスキームに関連する記事を何点か紹介して終わりたいと思う。
iPhoneをより便利に!URLスキームの基礎から応用! | シンプル職人
URLスキームとは何かについて非常にわかりやすい解説。まずはこの記事をチェック!
URLスキームが使えるかどうかをiPhone標準のメモで調べる方法があった! - @hebyumetan
iPhoneの標準メモを使ったURLスキームの調べ方。iCloud経由で他デバイスへ送るのにも便利だ。
手持ちアプリのURLスキームをサクッと調べて簡単に登録する方法 [Mac限定][Launch Center Pro] | ジョナサンブログ
URLスキームの調べ方について以前書いた記事。Mac限定。
[Å] Windowsユーザーでも使用可能!iPhoneアプリのURLスキームを調べる方法 | あかめ女子のwebメモ
iPhoneへの受け渡し方まで含め、Windowsでの調べ方を詳しく解説。