"AfterFocus" これは簡単!一眼レフ風のボケ味をお手軽に表現できるiPhoneアプリ
こんにちは、Yuichi(@flavour47)です。
以前、Big Lensというアプリを紹介しました。
"Big Lens" これ最高!一眼レフ風のボケ味を手軽に表現するiPhoneアプリ
美しい背景ボケを手軽に作り出せるアプリとして大変重宝しておりましたが、現在メインで使ってるのは今回ご紹介しますAfter Focusです。
Big Lensもわりと操作が手軽でしたが、こちらは更に楽で、直感的になぞるだけでキレイな背景ボケを作り出せます。
AfterFocus 1.4.0(¥85)
カテゴリ: 写真/ビデオ, エンターテインメント
なぞるだけの簡単操作
はじめに起動するとこのような画面が現れます。
これはフォーカス/ぼかしの指定方法の違いで、線を引くだけの「Smart」と塗りつぶし作業で行う「Manual」があります。
このアプリのメインでもある「Smart」を説明していきます。
編集画面です。画面下部のメニューはこのようになってます。
- Focus:ピントを合わせたい部分を指定。
- Mid:中間ボケ(少しぼかす)を指定。
- Background:ボケ味を加える部分を指定。
- Eraser:指定した部分を消去。
- Pan&Zoom:写真の拡大・移動。
ピントを合わせたい部分をザックリ指定。赤で表示された部分がフォーカスされます。
ボカしたい部分を黒い線で指定。こちらもザックリと。
椅子の背もたれ部分を少しぼかしたいので灰色の線で指定。薄い赤で表示されます。
このままだとグラスのストロー部分までがボケてしまうのでピンチ操作で拡大して微調整します。
細かい調整が必要な場合は画面上部の筆アイコンをタップすると「Manual」モードに切り替える事ができますが、再び「Smart」モードに戻る事は出来ませんので、この辺は慎重に。
指定し終えたら右上の青い三角の部分をタップして効果を適用させます。
かなりザックリ指定しましたが、自然な感じに一眼レフ風のボケ味を表現する事が出来ました。これはホントに楽です!
こちらは元の写真。
そしてこちらはボケ味を適用後の写真。
同じような作業をBig Lensで行ってみましたが、自動選択機能がなかなか上手く働いてくれなくて結果的にチマチマと塗りつぶす作業になりましたので、After Focusの選択機能はかなり優秀だと感じました。
違う写真でわりと適当に指定してみます。
単焦点レンズで撮ったような前ボケも簡単に表現できます。
iPhoneでここまで出来るとデジイチの出番も減りそうです^^;
その他の機能
効果適用後も色々と微調整できます。以下、よく使いそうな機能だけをピックアップ。
ぼかしのタイプを調整できます。
Lens Blurは普通にカメラで撮った感じになり、MotionBlurはぼかし具合を横に流す事ができます。走ってるクルマや自転車だと動きが出て良さそうです。
「Bokeh」をタップして形を指定する事で背景に照明などがあるとキレイな玉ボケを作る事も可能。
フィルターもかなり豊富です。Big Lensも豊富ですが、中間ボケを指定できないので、フィルターをかけると逆に不自然になる事がありましたが、こちらはどれも良好です。
トンネル効果やステッカー風の加工もできます。
まとめ
このアプリのポイントは2つ。
「なぞるだけの簡単操作」と「中間ボケ」が指定できる事です。
この手のアプリは操作が難しかったり、効果が不自然だったりする事もありますが、この2点のおかげで効果的な写真をお手軽に作り出せる事が可能なので、難しい事は苦手だという方にもぜひオススメしたいアプリです。
一点要望を挙げるなら、保存サイズが最大で2048×1536なので(iPhone4S標準カメラで3264×2448)オリジナルサイズの保存ができると言う事ナシですね。
アップデートで3264×2448サイズでの保存も可能になりました!
AfterFocus 1.4.0(¥85)
カテゴリ: 写真/ビデオ, エンターテインメント