"MobileMonet" 光が溶け込むような印象の絵画調写真に仕上がるiPhoneアプリ
iPhoneのカメラアプリの魅力といえば、撮った写真に多彩な加工を施す事が出来る数多くのアプリの存在でしょう。
今回ご紹介しますMobileMonetは写真をイラストのように加工するアプリです。この手のアプリの代表格は以前ご紹介しましたToonPaintだと思いますが、MobileMonetはとても柔らかな雰囲気を作り出せますので、ToonPaintではちょっとポップ過ぎるという方に特にオススメなアプリだと思います。
参考:ToonPAINTの自動色付け機能がマジで素晴らしすぎる!
MobileMonet 1.0.5(¥85)
カテゴリ: 写真, エンターテインメント
※ 価格は執筆時のものです。購入の際には必ず価格をご確認下さい。
基本操作
メニュー画面です。ライブラリから開くや写真を撮るといったおなじみのメニューの他にFacebookの写真を開くなどもあります。
右上のクリップボードは意外と便利でCamera+のLightBoxから写真をコピーしてこちらのアプリでペーストして使うといった事が出来ます。
ちなみにこのアプリをリリースしてますeast coast pixelsという会社のPhotoToasterやColorBlust!も非常に良いアプリなので個人的に今後の作品にも期待しています。
写真を読み込むと元写真からスッとこのように線画に変換されます。何気ないこの動作も素敵ですね。
画面上部のメニューは保存、アンドゥ、リドゥ、編集終了(メニューに戻る)です。
左下の万年筆のペン先のようなアイコンをタップすると線画の編集メニューが開きます。詳細は以下の通りです。
- Line Width (線の幅)
- Line Intensity (線の強さ)
- Gray (灰色部分の強弱)
- Black (黒い部分の強弱)
- Color (線の色調)
他のアプリにも言えますが、スライダーは微調整が難しいので左右に微調整ボタン(+とーなど)があれば便利かなと思ってます。
真ん中のブラシアイコンのツールで色を付けたり消しゴムで色を消したり出来ます。
画面をこすってペイントしていくのですが何度もこすると色を濃く出来ますので、ソフトな仕上がりにするのならば軽めにやるのがオススメです。
手のひらのツールを選択すると画像を二本指スワイプで拡大したり移動させたりする事が出来ます。ダブルタップでも拡大縮小は可能です。
右下のパレットアイコンはペイントの編集メニューになってます。
- Vibrance (彩度)
- Brightness (明るさ)
- Colors (色の濃さ)
- Softness (色調の柔らかさ)
- Monochrome (モノクローム)
出来上がった画像はFacebook投稿、Eメール/SMSで送信、フォトライブラリへ保存が選べます。
そして出来上がったのがコチラ。柔らかい印象に仕上がりました。
ちなみにこっちはToonPaintで仕上げた画像です。クッキリしててこれはこれで好きです。
まとめ
このアプリの名前から察すると画家クロード・モネの作品のような仕上がりを期待してしまいそうですが、残念ながら油絵調になったりはしません。
モネは『光の画家』と称されていたのですが、そのモネが追求した絵画に光を表現する事はこのアプリにて再現されていると感じます。
ちょっとこの柔らかさはハマりそうです。以下、作品例的に加工した写真を載せておきます。
※ east coast pixelsのiPhoneアプリは執筆時現在セール中です!!
参考アプリ
PhotoToaster 1.1.1(¥170)カテゴリ: 写真, ユーティリティ
ColorBlast! 1.0.9(¥85)
カテゴリ: 写真, エンターテインメント
ToonPAINT 2.1.1(¥170)
カテゴリ: 写真, エンターテインメント