ジョナサンブログ

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Googleリーダーの共有が無くてもはてブを付けて全文自動でEvernoteへ送る方法

いただきもの
いただきもの / june29

Googleリーダーから共有機能が消えてしまった影響で多くの方がお困りかと思います。自分も困りました…。

iPhoneのRSSリーダーの共有機能にコメントを付けるだけではてブ付きツイートが出来たり、更にそれを全文自動でEvernoteにWebクリップ出来たりと様々な連携機能が多くのブログで紹介されてましたので、それが使えなくなったのはホントにショックです。

何とか変わりの方法を考えなきゃと試行錯誤した結果、とりあえずひとつのカタチが出来上がったので忘備録的に書き記したいと思います。参考になれば幸いです。





1. Reederは仕分け専用に!

メインで使用してるRSSリーダーアプリはReeder for iPhoneです。見た目も美しく動作もサクサクで他のRSSリーダーアプリを使う気にもならないレベルの素晴らしさです。

Reeder 2.5.4(¥250)
カテゴリ: ニュース

共有が無くなった今、Reederからはてブ付きツイートを行う場合、このような方法が考えられます。

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結構、メンドクサイですね…。

しかしReederの心地良さは捨てがたいので敢えて記事の選別用、つまり仕分け専用アプリとして使います。

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左フリックは『スターを付ける』『後で読む系サービスへ送る』(Read It Later、Instapaper、Readability)に割り当てる事が出来るのですが、設定で『スターを付ける』にしておきます。

記事一覧から読みたい記事にどんどんスターを付けていき、最後に全購読ボタンを押します。

自分の感心がある記事なのかを見極めるのに専念しましょう。

2. "読む"そして"シェア"の為のアプリを使う!

目的は2つ。

『記事を読む』事と『はてブを付ける』事です。

その為に使用するアプリはコチラです!

Sylfeed 2.0.3(¥250)
カテゴリ: ニュース, ソーシャルネットワーキング

国産RSSリーダーのこのアプリ、かゆいところに手が届き過ぎな位に超高性能です!詳しく説明すると一度の記事では終わりそうにないのでますは動画と公式サイトを見て下さい。


公式サイト:GACHANET » Sylfeed


ここで一旦流れを整理しておきます。

  1. Reederでスターを付けて購読したい記事を振り分ける。
  2. Sylfeedで読む。そしてコメント付きではてブする。
  3. Twitter上にツイートされる。
  4. はてブしたものを全文自動でEvernoteへ送る。

ハイ、こんな感じで説明していきます。

記事を読む

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先ほどReederでスターを付けたので、Sylfeedでスターの項目を開いて購読していきますが、その前に設定項目を少し変更しておきましょう。

Skitched 20111111 010340

変更しておきたい箇所は

  • 未読管理:スターを付けたアイテムにチェック
  • 画像の先読み:Wi-Fiのみ同期、スターを付けたアイテムにチェック
  • ツールバージェスチャー:オン
  • 記事の移動方法:オリジナル

他は自分の好みでいいかもしれません。なお、テーマもかなりいじれるので自分好みの読みやすい外観にする事をオススメします。

参考:GACHANET » 「テーマ」機能


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スターを開いて記事一覧から読んで行きます。

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画面の見方はこのようになっております。

記事を読み終えたら真ん中の未読ボタンをタップすると次の記事へ移ります。前の記事へ戻る場合はダブルタップです。

ちなみに未読ボタン長押しで自動スクロールする上に、タップしたまま上下させる事でスクロール速度まで変える事が出来ちゃいます!

記事一覧に戻る場合も未読ボタンを横フリックするだけなので、親指の位置を殆ど動かす事なく購読する事が可能です!

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自分の場合は記事を読んだらスターアイコンをタップしてスター状態を解除して次の記事へ移るという流れで読んでます。

それでも「後で繰り返し読みたいな」という記事には未読ボタンの右隣りのあとで読むアイコンをタップして文字通り後で読む記事として更に仕分けてます。

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Sylfeedの追加アドオン(\85)を購入する事でこの機能が使えます。おなじみのInstapaperやRead It Laterの他にオリジナルというものがありますが、これはアプリ内に後で読む記事を一時的に保存しておくようなものなので、RSSリーダーと後で読むがひとつのアプリに合体してるようなものと考えるとわかりやすいかと思います。

参考:GACHANET » 「あとで読む」機能

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オリジナル以外にするとあとで読むアイコンの部分がピンアイコンに変わります。ピンについて後述します。

はてブを付ける

ようやくご説明致しますが、Sylfeedを使う二大目的の『読む』の次は『はてブを付ける』です。

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外部サービスへシェア出来る項目はこんなにあります。国産RSSリーダーなのではてなブックマークがあるのがありがたいです!むしろこれが無かったら使ってないかもしれません(笑)

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右下の吹き出しアイコンをタップしてシェアメニューを表示します。ここからはてなブックマークへシェアするのですが、なんとはてなタグに使用するタグの編集まで出来るので是非ともやっておきましょう!

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後ほど説明しますが、はてブしたものをEvernoteへ送るサービス『hatebute(ハテブテ)』は、特定のはてなタグが付いたものだけEvernoteへ送るという便利な機能がありますので、Sylfeedからはてブする際に「この記事はEvernoteに送るからこのはてなタグを付けよう」というのを意識してシェアすると良いかと思います。

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タグを選びコメントを付けて送信。この一連の流れが超絶スムーズに行えます!おまけに現在のはてブ数までちゃっかり表示されてるとかどこまで凄いアプリなんだ…。

3. ツイートも凄いSylfeed

Googleリーダーの共有メモがあった時は、メモするだけでTwitterへシェアし、同時にはてブを付けるという連携方法がメジャーでしたが、今回はTwitterへ連携させなくてもとりあえず大丈夫です。

しかしせっかくの素晴らしい記事。ちゃんとブロガーさんへコメントも残したいですからTwitterにも流したいですよね!僕はこれは外せません!

SylfeedからはてブしただけではTwitterへシェア出来ないのではてなブックマークの設定を少し変更しましょう。

ブックマークの設定

設定画面のTwitterタブを開いてTwitterアカウントの認証を行います。

認証が済んだら上記の4箇所を変更します。特に『メールやAtomAPIからのブックマークもTwitterへ投稿する』をチェックしておかないとSylfeedからはてブしてもツイート出来ません。(はてブは付きます。)


ちゃんとツイート出来てます!

ここまで超絶ベタ褒め状態でしたが、実は一点困った事が…。

一部の記事だけはてブは出来るのですがTwitterに何故か流れないんです…。

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このようにURLがダダダーっとやたら長いのはダメみたいです。

しょうがないのでこの場合はSylfeedから直接Twitterへシェアするしかないのですが、この機能もまた超絶凄いんですよ!

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SylfeedのTwitter設定画面です。よく見るとテンプレート拡張ボタンが目を惹きますね。

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テンプレートを作っておくと記事をTwitterにシェアする場合、コメントを付けるだけになるので超便利です。

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拡張ボタンにははてなタグ用のキーワードを入れておくと良いかと思います。

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記事をツイートする画面です。このようにテンプレート通りに表示されますので、後は拡張ボタンではてなタグを付けてコメントを入れて投稿するだけです!お手軽過ぎですよ!

ちなみに短縮URLサービスbit.lyを使用する設定にしておけば投稿時のURLもスッキリですのでついでに登録しておくといいかと思います。

参考:短縮URLサイト「bit.ly」のアカウントを持ってると利用できる便利機能まとめ*二十歳街道まっしぐら(FC2ブログ時代)



これもちゃんとツイート出来ました!もちろんはてブも付いてます。

Sylfeedの気になる機能

わざわざ2つのアプリを使うのもちゃんとした理由があります。

大量のフィードから自分の気になる情報を探す時に大事なのはスピードではないでしょうか?なのでRSSリーダーに求められるのは同期速度だと思います。

同期速度が速く未読処理も素早く行えるReederでフィードにふるいをかけ、やや同期速度が劣るSylfeedの方に同期の負担を軽減させてフィルターのかかった記事を送ってじっくり読む。

この流れが結果的に速さを生み出してるかと思います。

同期速度の面では負けるもののSylfeedだけで全てをこなす事も十分可能ですのでオマケ程度ですが、このアプリの凄い一面を少し紹介します。

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記事一覧を長押しするとタイトルだけじゃなく記事の一部まで表示出来ますので流し読みに便利です。

流し読みしながら左フリックで購読が出来、右フリックであとで読むに送る事が出来るので今までReederを使われてる方にはほとんど違和感無く行えるかと思います。

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ピンを付けたアイテムはまとめてアクションを起こす事が出来るので、例えばまとめてスターを付けたりRead It Laterやはてなブックマークに送ったり出来ます!(はてなタグは付きません)

4. hatebuteで全文自動でEvernoteにWEBクリップを送る

ここからは特定のはてなタグを付けてはてブしたものを全文自動でEvernoteへ送る説明をして行きます。

使用するのは『hatebute(ハテブテ)』というサービスです。

hatebte(ハテブテ)

ハテブテの設定や使い方に関してはこちらの記事を参考にされて下さい。

はてブをつけた記事を全文自動でEvernoteに保存できるサービス『hatebte』 | なまら春友流


hatebte が嬉しい Ver.Up! はてブコメントも evernote に自動保存! | なまら春友流



Hatebte 1 1

春友さん(@spring_friends)のブログ記事に丸投げしまくってますが、一点だけ書くとはてなタグの指定をしておくとはてブした記事の中でも特定の記事だけEvernoteへ送れます!

あとがき

Googleリーダーの共有廃止はホントに痛かったですが、おかげでSylfeedという素晴らしいアプリに出会えた気がしてます。願わくばiPad版もあれば言うこと無しですね。

Evernoteへ送らなくともReader2Tweetなどを使用してはてブ付きツイートをされていた方も多いと思いますのでReeder→Sylfeedからのシェア機能は、思いの外サクサクと未読を消化しながらはてブしていけますよ。

この方法で一点だけどうしてもわからない事がありますがそれは、はてブしたものがFacebookへは流れてない事です。

はてなブックマークの設定を見なおしても上手く行かないのでもし解決策がお分かりになられる方がいらっしゃいましたらご一報願えると助かります(^^ゞ

それではまた!