撮影機能が優れた写真加工アプリ6選
shoot! / Dawn Ashley
現在メインで使用してますカメラアプリはCamera+とOneCamです。
どちらも大変優れたアプリで、Camera+の方は画質優先の写真用でOneCamはブログの写真用という使い分けをしています。
撮影はこの2つのアプリ、加工は別のアプリという感じで使用してきましたが、加工に特化したアプリでも固定観念を覆すくらいに撮影機能が優れたものもあります。
通常はカメラ系アプリで撮影し、カメラロールへ保存→加工系のアプリで読み込んで加工後に保存というような方法が一般的でしょう。
加工アプリから直接撮影するメリットはカメラロール内に無駄に写真を増やさなくてよい事だと思ってますので今回は『撮影機能が優れた写真加工アプリ』と題しまして6点ほどご紹介していきます。
TiltShift Generator
TiltShift Generator - ミニチュア風トイカメラ 2.01(¥85)カテゴリ: 写真/ビデオ, ライフスタイル
ミニチュア風トイカメラというのが売りですが、ミニチュア写真にこだわらずとも色合いやぼかし具合を調整して手軽にトイカメラ風の写真を楽しむ事が出来ます。
現在、チルトトシフト機能を搭載したアプリは数多くありますが、直感的に使えるわかりやすさや仕上がりの良さを含め、未だに現役で使用しております。
撮影機能の主な特徴は次の通りです。
- グリッド
- スクエアモード切り替え
- 標準カメラと切り替え可能
アプリ内の設定で高性能カメラを選ぶと使用する事が出来ます。
グリッドやスクエアモードは大変便利ですが、露出の固定やズームが出来ないので今後のバージョンアップで取り入れて頂けるとより便利に使っていけそうです。
スクエアモードは2448×2448のサイズなので加工用としても十分なサイズです。
更にPhotoAppLinkにも対応してますので、TiltShift Generator→正方形さん→Instagramなどへと撮影から加工までわりとスムーズに受け渡す事も可能です。
参考:【バージョンアップ】TiltShift Generator もPhotoAppLinkに対応きた! Singer Song iPhone
カテゴリ: 写真/ビデオ, ユーティリティ
参考:正方形さん|Instagramユーザー必見!縦長・横長の写真もトリミング不要でそのままを1:1スクエア・フォーマットにして保存ができちゃう! | iPhone女史
TiltShift Generatorで撮影
PictureShow
PictureShow 3.1.1(¥170)カテゴリ: 写真/ビデオ, エンターテインメント
多彩なフィルタはもちろん、フレームやテキスト、更にはチルトシフトやHDRまで搭載したオールインワンなアプリですが、撮影機能もかなり特徴があります。
- グリッド
- タイマー
- 連写
- ズーム
- レンズ交換
タイマーの時間設定が出来ないのでこの機能は殆ど使う事が無さそうですが、連写機能は1〜5秒までインターバルの指定が出来ますので、iPhoneを固定しての撮影などに重宝しそうです。
面白いのが他のカメラアプリでもあまり見ないようなタイプのレンズです。
遊び心のある写真が撮れそうですね。
参考:PictureShow 3.0 更なるアップデートで撮影機能UPに加えチルトシフトやHDRまで可能に | favLife with iPhone
PictureShowで撮影
MagicHour
Magic Hour - Camera & Unlimited Filter 1.3.2(¥170)カテゴリ: 写真/ビデオ, ユーティリティ
既存のフィルター以外に自分でフィルターを作成したり、他の人が作ったフィルターをアプリ内のフィルターマーケットからDLして使用出来たりと、無限に増やせるフィルターが売りのアプリです。
AFだけではなく露出も個別に指定出来たり、静音シャッターまで使えたりと撮影機能もかなり優秀ですね。
共有機能も優れてまして、TwitterやFlickr、Instagramはもちろんのの事、珍しいところでFoursquareにまで投稿出来たりします。
『他のアプリ』の項目からPictShare経由でEvernoteにまで連携出来るのは凄いですね。
撮影機能の特徴は次の通りです。
- アプリ起動後、撮影から始めれる
- 静音シャッター(サイズは640×640)
- ピント、露出を個別に指定
- グリッド
- ズーム
- 全画面シャッター
- 位置情報
- 共有機能の豊富さ
- 撮影はスクエアサイズのみ(サイズは2448×2448)
参考:対決)camera+ vs magic hour メインカメラになるのはどっちよ? - iPhone APPを探すならアップス!!!
MagicHourで撮影
PhotoShop Express
Adobe Photoshop Express 2.0.3(無料)カテゴリ: 写真/ビデオ, エンターテインメント
追加アドオンのAdobe Camera Pac(\450)を購入する事でオートプレビューとタイマー撮影が追加されます。
正直、価格設定がやや高い気もしますが、同時にノイズ除去機能も使えるようになるので、このアプリをよく使われる方にはオススメです。
撮影機能をまとめますと次の通りです。
- ズーム
- ※ オートプレビュー(2sec、5sec)
- ※ タイマー(3sec、10sec)
※ 追加アドオン購入のみ
割高なアドオンなのでグリッドや露出固定あたりも搭載して頂きたいところですね。
オートプレビューは割りと便利で、撮影後に不要な写真はゴミ箱へ、必要な写真はカメラロールへ保存といった具合に仕分けしていけますので、失敗写真を無駄に保存しなくて済みます。
ノイズ除去機能を搭載したアプリはあまり見かけないのでこの機能は特にオススメですね。
参考:[iPad, iPhone] Adobe Photoshop Express v2.0: 新たに追加された「カメラパック」を使いこなす!897
Photoshop Expressで撮影
ACDsee Camera Flash
ACDSee Camera Flash 1.0(¥170)カテゴリ: 写真/ビデオ, ユーティリティ
目立った機能がひとつしかありませんので、ここで取り上げるのもどうかと思いますが、撮影用として使用すると意外にも便利だったのでご紹介します。
撮影機能は標準カメラを使用してますのでズームやAF/AEロックも使えます。
特筆すべき点は撮影後いい感じに明るさ調整してくれるところです。
『Lighting and Contrast Enhancement』という高度な画像処理技術を使ってるとの事ですが、難しい事はよくわかりません^^;
しかし、iPhone標準機能の自動補正やCamera+のシーンモードのFlashと比べても仕上がりが違います。
元画像です。全体的にちょっと暗いですね。
標準の自動補正を使用。
ジョナサンの目元あたりが影になってます。
Camera+のシーンモード『Flash』を使用。
標準自動補正と大差なしです。
ACDseeCameraFlashの明るさ補正を使用。
目元もスッキリです!
通常明るさだけ変えると周辺まで白飛びしてしまうのですが、絨毯の部分はちゃんと抑え気味になってますので逆光などに強そうですね。
他の加工アプリで調整すれば同じような写真に仕上がるかと思いますが、撮影後に明るさをスライダーバーで変更して保存するだけなので手軽さ重視で考えるとこのアプリは素晴らしいです!
保存もFull(2448×3264)、Medium(1019×765)、Small(720×540)から選べるので高画質からブログやTwitter用など幅広く対応出来ます。
独自の撮影機能や外部連携機能が加われば今後化ける可能性大なアプリかと思います。
Photogene²
Photogene² for iPhone 1.0(¥170)カテゴリ: 写真/ビデオ, 仕事効率化
最後にご紹介しますのは最近登場したPhotogeneのメジャーアップデート版Photogene²です。
編集機能はとても素晴らしく最近かなり使用頻度が高いアプリですが、撮影機能もなかなか凄いです。
撮影機能は次の通りです。
- オートフォーカス
- 手振れ補正
- リアルタイムフィルター
最近あまり見かけなくなった手振れ補正機能が搭載されています。
実際にはシャッターボタンをタップしてブレが落ち着いたらシャッターを切るのでコンデジなどの手振れ補正とは違いますが、ブレない写真が撮れるのはやはり便利です。
指定したフィルターをリアルタイムで確認しながら撮影出来ます。
フィルターを選ぶ画面もリアルタイムに動いてるのが何気に面白いです。
参考:iPhone写真編集の神アプリ「Photogene2」の使い方とPro機能解説 - stiloの25時間目
Photogene²で撮影
あとがき
普段あまり日の目を見ないであろう写真加工アプリの撮影機能にフォーカスしてみましたがいかがでしたでしょうか?
iCloudの目玉機能ともいえるフォトストリームには失敗した写真でも容赦なくアップされていきますので、撮影から加工まで一貫して行う方法も無駄にカメラロールへ保存しないという面からアリだと思います。