普段の日常を楽しく記録するパーソナルライフログアプリ「Flava」 #フラバ
日記アプリをDay OneからFlavaに乗り換えた。
Flavaはパーソナルライフログアプリと称されており、テキストや写真だけではなく、動画、音声、場所、音楽、映画、本、URLなど、日記+メモという感覚で気になった事をさまざまな形式で保存出来るのだ。
こう書くとEvernoteを思い浮かべるかもしれないが、残念ながらEvernoteほどのパワフルさは無い。
だが、わかりやすく洗練されたUIと直感的な操作性、見返す楽しみなどFlavaの方が僕は好みだ。なお使ってみた印象としては、Evernote + Day One + Parhといった感じだ。
そんな訳でパーソナルライフログアプリ「Flava」の素晴らしさを早速紹介したいと思う。
Flavaの基本的な使い方
メイン画面は時系列に並ぶタイムラインスタイル。新規入力は右上の"+"ボタンをタップする事で行える。
テキストと音声以外はサムネイルで表示されるので、下にスクロールさせて眺めるだけで結構楽しめる。
ちょっとしたアイデア、食事の写真、購入した楽曲、欲しいモノのURLなどあらゆる日常の状況を記録していくことが出来る。
新規入力画面では写真や動画、URLなどを添付したりタグ付けが行える。なおタグはテキストタグとアイコンタグを選択出来る。
音楽(iTunesリンク、音楽ライブラリ)、映画(iTunesリンク)、書籍(Amazon)をクリップしておく事も可能だ。
音楽はアプリ内で視聴する事も出来る。
Day Oneと違って写真は最高5枚まで添付出来るので、旅行や外食のメモなどをまとめるのに最適だ。
位置情報とうまく絡めるとEvernote Foodのような使い方も出来る。
写真はPathのようにエフェクトをかけたり、ボケやトンネル効果を付加させる事も可能だ。
撮影時にはグリッド表示やリアルタイムプレビュー機能など、よく作り込まれてるなと感じるが、フォーカス/露出の個別指定やエフェクトのセンスの良さなど現状はPathの方が優れてると言える。
今後のアップデートでの進化を待ちたい。
参考記事:閉じられたSNS「Path」の起動時の重さを解消してカメラアプリとして使ってみようとした話
タイムラインを左スワイプでソート画面が現れる。タイプ別に整列してくれる機能がなかなか優秀で、写真だけ見たい場合や写真+動画で記録したページを探す場合などサクッと表示してくれる。
アイコンタグでのソートも可能になっており、入力の際に天気、感情、テーマなど直感的なアイコンでタグ付けが出来る。
「雪の日は何をしてたか?」、「食事だけを表示して眺めたい」、「驚いた事は?」など具体的に抜き出す事が出来れば、後から見返す時にかなり楽しめるだろう。
タイムラインを右スワイプで検索画面が現れる。
現バージョンでは「タグ」と「タイトル」でしか検索出来ないので(本文検索も対応予定との事)、テキストタグをきっちり付けておくと、調べたい事を効率よく見つけ出す事が出来るだろう。
なお、タグ検索はサジェスト機能に対応しているので、タグ付けのルールをきちんと決めておくと後が楽になるのでオススメしたい。
タグ付けのルールに関しては、以下の記事を参考にして頂きたい。基本的にEvernoteと同じ感覚でいける。
参考記事:[Я]Evernoteのタグ付けをひと工夫でノート検索が更に便利になります : りくまろぐ
月別で表示したい場合は二本指でピンチアウト(広げる)すると良い。
更にピンチアウトすると年別での表示も可能だ。ほとんどの操作をスワイプやピンチなど直感的に行えるのがこのアプリの魅力と言える。
画面ロックを解除した状態で、iPhoneを横に向けるとリプレイ機能が使える。
美しい音楽とフェードアウトしていく写真を眺めてのんびり振り返る事が出来るちょっとした遊び心のある機能なのだ。
ソート機能と連動して表示出来るので、楽しかった食事の写真だけや大好きなペットの写真だけリプレイさせる事も可能だ。何気に凄い!
Flavaの具体的使用例
実際に僕が記録している中から使用例としていくつか紹介したいと思う。
愛犬ジョナサンのメモ。
病院やカットの時期、その日の様子など色々と記録しておくと後で役に立つ時が来るだろう。見返す際も何かと癒される。
イベントや外食の記録。
写真を複数添付出来るので、その時の楽しかった内容や美味しかった食事をより鮮明に記録出来る。
欲しいモノのリスト。
商品や紹介記事をリンクしておくと購入の際にも役に立つだろう。
眺めすぎると物欲が抑えられなくなるかもしれないので気をつけた方がよい。
パズドラのデッキを記録。
どんな構成でクリア出来たかを記録しておけば、久しぶりに挑戦するダンジョンで意外と役に立ったりする。
活用方法は人それぞれかと思うが、アイデア次第で無限の可能性を秘めているサービスだと思っている。
保存容量について
データの保存はFlava Cloudという独自のサービスを使用している。
今のところ全容量は300MBなので、動画を添付する際に僕はVineで撮影した6秒動画データを使っている。
参考記事:この気軽さは魅力的!ビデオ共有サービス「Vine」は動画版Instagramになりそうな予感
容量が少なすぎると感じた方の為に、容量に関しての情報を記載しておく。
現在提供されているクラウドの基本要領300MBはβサービス期間の間支給される容量です。今後正式サービスをローンチした際には、より多くの基本要領を支給する予定で、また追加的に容量を購入できるよう準備しています。
これは楽しみだ!
まとめ
実はこのアプリ、以前は同期先がEvernoteだったが、バージョン2.0で独自のクラウドサービスを利用するという大胆なアップデートが行われた。
正直、これに落胆した方も多かったと思われるが、着実に進化を遂げ「記録する楽しみ」と「振り返る楽しみ」をうまく両立させた素晴らしいアプリに成長した。
最近、Web版Flavaもスタートし、プラットフォームを選ばず記録を残せるようになった。この進化は更に加速していくかと思っている。
「日記が続かなかった」、「ライフログを楽しく見返したい」という方はFlavaで日々の瞬間を記録&保存してはどうだろうか?
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